昨日、甲南大学(兵庫県会場)で平成29年度の社会保険労務士試験が実施されました。
私は兵庫県社会保険労務士会の一員として、巡回担当ということで参加させていただきました。
この試験に人生をかけて臨んでおられる方もおられたと思います。自分もその一人でした。
この日のためにいろいろなものを犠牲にして努力を重ねてこられたと思います。
また合格を目指して受験している以上、キレイごとではなく結果がすべてです。
ですから気安く声をかけることはできませんが。それでもこれまでの勉強本当におつかれさまでした。
社労士試験の最大のハードルは言うまでもなく「足切り」です、救済はあるかもしれないけど。
そして人為的な判断で合格不合格が左右されるため、理不尽な試験だという意見があります。
それが嫌なら足切りに合わないくらいの点数をとって、完全合格しろと言う意見もあります。
でも昔ある人が言っていました。
確かに社労士試験はその採点のところで理不尽と感じるところもあるかもしれないけど、
でもそういう「運」も味方にできる人じゃないと合格できても士業としてやってゆけないと。
だからそういうこともすべてひっくるめて試されているんだと。
意見には個人差がありますが、実務は本当に厳しいので自分にはこの言葉はすごく説得力がありました。
今回、受験生の熱を肌で感じさせていただくことができ、自分自身も仕事への大きな励みになりました。
一人でも多くの受験生の方が望んだ結果を得られますようにお祈りしています。ありがとうございました。